rdp-cli
RDP経由でAIエージェントにExcel作業を自動化させる方法
RDPでExcel作業を自動化する理由
RDP経由でExcel作業を自動化すると、AIエージェントはリモートWindowsデスクトップを操作し、ブックを更新し、ダイアログに対応し、新しいスクリーンショットで保存結果を確認できます。
ローカルのテンプレート、デスクトップアドイン、共有フォルダー、マクロ付きファイル、古いレポートツールなど、実際のWindows環境に依存する表計算作業に向いています。API向けにワークフローを作り直す代わりに、担当者が使っているExcel画面をそのまま操作できます。
rdp-cliを使えば、エージェントは既存のRDPセッションに接続し、画面を取得し、コントロールをクリックし、文字を入力し、次の画面で結果を確認できます。RDPとVNCの機能も参照してください。
AIエージェントの流れ:転送、編集、確認
実用的なExcel自動化は通常、次の5段階です。
- 元のブックをリモートワークスペースへ送る。
- Excelまたは別のWindows表計算アプリで開く。
- スクリーンショットで正しいシート、セル、ダイアログを探す。
- データを入力するか、必要な操作を実行する。
- 保存、ダウンロードし、完成したブックを確認する。
重要なのは各操作を確認することです。
rdp-cli screenshot --session SESSION --out before.png
rdp-cli click --session SESSION --desktop \
--x X --y Y --observation OBSERVATION
rdp-cli screenshot --session SESSION --out focused.png
rdp-cli type --session SESSION \
--text "Remote task completed." \
--observation NEW_OBSERVATION
rdp-cli screenshot --session SESSION --out after.png
X、Y、observation は最新のスクリーンショットから取得します。クリックが成功しても、Excelが操作を受け付けたことまでは保証しません。
月次Excelレポートを自動化する
典型的な流れは次のとおりです。
- ブックをRDPセッションへ送る。
- レポートテンプレートを開く。
- 正しい月とシートを選ぶ。
- リモートテキストクリップボードで数値を貼り付ける。
- 数式、表、グラフを更新する。
- ブックを保存する。
- 結果をダウンロードし、合計値とファイル名を確認する。
サーバーがドライブリダイレクトを許可していれば、RDPセッションでファイルやフォルダーを交換できます。操作の詳細はrdp-cliクイックスタートにあります。
高リスクな操作は人が確認する
重要なブックの上書き、支払レポートの承認、顧客への最終ファイル送信などは、人の承認を残すべきです。
担当者は同じセッションをネイティブウィンドウまたは認証済みブラウザーで開き、エージェントの入力を一時停止して確認できます。修正後は制御をエージェントに戻し、保存と取得を続けられます。
安定したExcel自動化のルール
- 重要な操作の前に新しいスクリーンショットを取得する。
- 長いクリック列ではなく小さな操作を使う。
- 入力前にブックとシートを確認する。
- 予期しない警告やログイン画面で停止する。
- ダウンロード後に保存ファイルを確認する。
- 認証情報をプロンプトやブックの内容に入れない。
- 信頼できるネットワークまたはVPNでRDPを使う。
よくある質問
Excel APIがなくてもAIエージェントは自動化できますか?
はい。RDP、スクリーンショット、マウス操作、キーボード入力で表示されているWindows画面を操作できます。
成功したことをどう確認しますか?
重要な操作の後に新しいスクリーンショットを取得し、ブック、ダイアログ、合計値、保存ファイルの結果を確認します。
実際のWindowsデスクトップや既存の業務ソフトに依存するブックでは、RDPによるExcel自動化が特に有効です。エージェントは現在の業務フローを置き換えず、チームが使っているツールを操作して確認可能な成果物を返します。